住吉屋とは
歴史的な街並みが残る西条市氷見地区に江戸時代から建つ、国の登録有形文化財の古民家です。
江戸時代、1841(天保12)年に建てられた大地主森家の住宅で、その森家は最盛期には2000石もの大地主となり、伊予西條藩から庄屋格の身分を受け、名字帯刀を許されていました。
西條藩主ほか、小松藩主、松山城主を迎えた記録も残る、歴史と格式のある建造物です。
江戸時代、1841(天保12)年に建てられた大地主森家の住宅で、その森家は最盛期には2000石もの大地主となり、伊予西條藩から庄屋格の身分を受け、名字帯刀を許されていました。
西條藩主ほか、小松藩主、松山城主を迎えた記録も残る、歴史と格式のある建造物です。
沿革
江戸時代初期(1600年代) | 初代 毛利(森)助衛門信之、豊後国 (大分県) より伊予国 (愛媛県)へ。現在の西条市氷見米田に移住 | |
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江戸時代中期(1700年代) | 5代目 森助衛門義雅の時代に現在の所在地西条市氷見上町へ移り住む | |
1813(文化10)年 | 7代目 森半右衛門治宗没。 この時「住吉屋」と名乗る | |
1841(天保12)年 | 8代目 森直次惟義、本屋敷を建築 助右衛門直治 建之 | |
1864(文久4)年 | 西條藩の殿様を迎える。 ※「御用留帳」に記録あり | |
1928(昭和3)年 | 11代目 森広(廣)太郎義干没 生前は八堂山(西条市)の桜をはじめ植樹事業、 弟子への奨学金制度などさまざまな社会貢献を行う | |
2015(平成27)年 | 氷見古民家研究会発足 | |
2016(平成28)年 | 建物の調査実施 | |
2023(令和5)年 | 国有形文化財(建造物)として登録(森家住宅庭座敷及び塀 ) | |